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よつば司法書士事務所(静岡・藤枝)
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「任意整理の費用相場はどのくらい?」
「任意整理の費用を安くしたい」
借金問題を任意整理で解決したい方が気にされるポイントのひとつが、任意整理にかかる費用でしょう。
任意整理の手続きは弁護士や司法書士にお願いするのが一般的なため、彼らに支払う報酬が必要です。
しかし、任意整理するほどお金に困っている方にとっては、「任意整理の費用なんて払えない……」、「任意整理の費用って安くできない?」といった心配もあるかと思います。
また、できれば分割や後払いなどもできると安心ですよね。
そこで今回は、任意整理の費用相場と、費用を安くする方法などについて説明するので参考にしてみてください。
借金問題を法的に解決するために国が作った制度が「債務整理」ですが、その中でも裁判所を介さない「任意整理」は手続きが簡単でスムーズに進むことから多くの方に利用されています。
「任意整理」とは、カード会社(クレジットカード会社・消費者金融・銀行)と任意交渉を行うことで、将来利息(今後借金完済までに支払う利息)と遅延損害金(借金滞納時から日割りで発生する罰金)の発生を抑えて、残った借金を3年~5年(36回~60回)の分割払いで合意する債務整理です。
つまり、任意整理はカード会社に借金の分割払いを認めてもらう債務整理といえます。
任意整理のメリットは、借金がこれ以上増えるのを抑えて分割払いにすることで、毎月の返済負担が下がることです。
しかも、任意整理は裁判所を介さない債務整理なので、複雑な手続きが必要なく、早ければ3ヶ月程度で終わる場合もあります。
また、任意整理では整理対象の借金を自由に選ぶことが可能です。
たとえば、自動車ローン返済中の方が任意整理すると、通常であれば車がディーラーなどに引き上げられてしまいます。
ところが、任意整理の整理対象から除外して、これまで通り自動車ローンの支払いを続けられれば、車を手元に残すことができるのです。
任意整理を行う場合は、弁護士や司法書士に手続きを依頼するのが一般的です。
したがって、まずは「任意整理を検討したい」と弁護士・司法書士事務所に相談することからはじめましょう。
最近は電話やメールでの相談がOKな事務所も多く、相談料が無料のところも多いので気軽に相談してみてください。
ただし、弁護士と司法書士では、依頼できる業務内容に若干違いがあるため注意する必要があります。
まず、弁護士に任意整理の手続きをお願いした場合は、ほぼすべての手続きを代行してもらうことが可能です。
いっぽう、司法書士が民事上の紛争手続きで扱える金額は、140万円以下と法律で決まっています。
そのため、司法書士は140万円以上の借金の任意整理で、カード会社と交渉することができないのです。
つまり、司法書士はカード会社1社あたり借金額が140万円以下の任意整理までなら対応可能ですが、それ以上の金額の案件には対応できません。
たとえば、以下のような任意整理は、司法書士でも対応可能です。
カード会社1社あたりの借金が140万円以下であれば、何社であっても取り扱えます。
しかし、以下のような場合は、司法書士では扱えないため弁護士に依頼する必要があります。
ただし、任に整理される方の多くは、複数のカード会社から借金をしている「多重債務」状態の方が多く、カード会社1社あたり100万円前後の借金がほとんどです。
そのため、司法書士でほぼ対応できますので、実質的にはそれほど気にする必要はありません。
裁判所を介する債務整理の場合、裁判所に支払う費用も必要になりますが、任意整理で必要なのは、基本的に弁護士・司法書士への費用のみとなります。
任意整理の手続きを弁護士・司法書士にお願いした場合の費用相場は、以下の通りです。
つまり、借金をしたカード会社の数が増えると、それだけ弁護士・司法書士への報酬が高くなります。
たとえば、カード会社4社で任意整理して50万円減額できた場合、
2万~4万円×4社=8万~16万円
(8万~16万円)+(50万円 ×0.1)=13万円~21万円
ということで、13万円~21万円程度の報酬支払いが発生するわけです。
「こんなにお金がかかるなら、自分で手続きしようかな……」と思う方がいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
任意整理の手続きを弁護士や司法書士にお願いすると、たくさんのメリットがあるのです。
まず、弁護士や司法書士に任意整理の手続きを正式に依頼すると、すぐにカード会社に対して受任通知を送付します。
「受任通知」とは、「あなたから任意整理の手続きを正式に代行しました」という内容の通知書です。
受任通史を受け取った時点から、カード会社はあなたに対して一切の取り立て行為ができなくなります。
したがって、任意整理の手続きが終わるまでは、一時的に借金の返済をストップできるのです。
そのため、通常はこの期間中に、弁護士や司法書士に支払う報酬の積み立てを行います。
次に、弁護士や司法書士に任意整理の手続きをお願いすると、カード会社との交渉はもちろん、書類作成の代行も行ってもらえます。
よって、実質的な負荷といえば、弁護士や司法書士との数回の面談だけで、基本的に何もすることはありません。
ですので、私生活や仕事にほとんど影響なく任意整理が行えるのです。
さらに、カード会社から届く郵便物や連絡をすべて弁護士や司法書士事務所宛てにしてもらうことができますので、家族に任意整理したことがバレたくない方でも安心して手続きを行うことができるでしょう。
先ほど、弁護士や司法書士に支払う報酬は、任意整理の手続き中に積み立てるのが一般的だと説明しましたが、中には「分割や後払いじゃダメなの?」という方もいるでしょう。
もちろん事務所によっては、任意整理の手続きに必要な弁護士・司法書士費用を、分割払いや後払いにできるところもあります。
ただし、すべての事務所が対応してくれるわけではないので、相談時に分割払いや後払いが可能か確認しておきましょう。
ただし、分割払いや後払いがOKという事務所の中には、すぐに手続きに入ってくれないところや、初回の支払いが終わらなければ手続きをはじめてくれないところなどもあるため、詳細な条件を前もって確認しておく必要があります。
最後に、どうせ任意整理するならできるだけ安くしたいという方のために、いくつか方法を紹介しておきます。
任意整理の手続きに必要な費用の相場は、弁護士と司法書士でそれほど差はないのですが、全般的には司法書士のほうが若干安い傾向にあります。
そのため、任意整理の費用を少しでも安くしたい方は、司法書士事務所に相談してみてください。
法テラスと呼ばれる施設を介することで、任意整理にかかる費用を安くできる場合があります。
「法テラス」とは、法的トラブルを解決するための窓口として、一般の方が利用できる施設です。
借金問題などの法的トラブルが発生した際、法テラスに相談することで問題解決に必要な情報提供などが受けられます。
また、法テラスには、「民事法律扶助制度」と呼ばれる一定水準の収入や資産がない方が受けられる制度があるので、「お金がなくて任意整理できない……」という方でも手続きを行うことが可能です。
なお、民事法律扶助制度には、以下のようなものがあります。
このように法テラスを有効活用することで、お金がない方でも任意整理の手続きがしやすくなるので、ぜひ検討してみてください。
債務整理の手続きは弁護士や司法書士にお願いするのが一般的ですが、やろうと思えば自分で行うことも可能です。
しかし、一般の方が金融のプロであるカード会社を相手取って対等に交渉を行うのは不可能といえるでしょう。
それどころか、任意の交渉をお願いしてもまともに相手にしてくれなかったり、交渉できたとしても足元を見られ、希望にはまったく及ばない条件で合意させられたりする可能性が高くなります。
また、書類を準備したり、正確な借金額を計算したりする必要もあるのですが、間違っている場合には、カード会社に指摘され手続きが進まないこともあるでしょう。
さらに、自分で任意整理を行う場合には、カード会社に受任通知が送られません。
つまり、任意整理中も借金の取り立て行為がずっと続くのです。
このような状況でまともに任意整理の手続きを進めるのは困難でしょう。
したがって、自分で任意整理の手続きを行えば、確かに弁護士や司法書士への依頼費用は浮きますが、それ以上にデメリットがあります。
よって、任意整理の手続きは、弁護士や司法書士にお願いするのがおすすめです。
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